「果焼け」は、春先や秋口の日較差が大きい日に発生し易くなります。
特に曇雨天が続いた後の晴天時(強風時)には起こり易いので注意が必要です。
果焼けとは
- ハウス内温度の急上昇により果皮が結露した状態で、湿度の急低下が起こると、果皮が縮み、裂けて果実に損傷を起します。この事を通称「果焼け」と呼んでいます。
果焼けの発生しやすい状況
- 曇雨天続きなどで果皮が軟弱な時は発生し易いので注意して下さい。
- 天候の回復などにより、ハウス内温度が急上昇すると果皮に水蒸気が結露します。
果実が濡れてきたら注意が必要で、その時は、ハウス内湿度が急低下しない様な管
理を行って下さい。
対策
ハウス内湿度の急低下を起こさない
- ハウス内温度が急上昇して果皮が濡れてきたら、果温がハウス内温度に近づくまで温度・湿度を高めて下さい。(ハウス内温度より果実が冷たいと果皮に結露が生じます。反対に果実温度がハウス内温度に近づくと果皮の結露は乾いてきます。)
- 大胆な換気による湿度の急低下を避け、通路散水などで空中湿度を高めて下さい。
- 天候が回復する日の朝方は、カーテンを一旦閉めて保湿を行い、果皮が乾いてきた
ら徐々にカーテンを開けていき、緩やかに湿度を逃がして下さい。
- 大胆な換気による湿度の急低下を避け、通路散水などで空中湿度を高めて下さい。
- 大胆な換気による湿度の急低下を避け、通路散水などで空中湿度を高めて下さい。
- 大胆な換気による湿度の急低下を避け、通路散水などで空中湿度を高めて下さい。