A.
草勢が強すぎたり弱すぎたりすると曲がります(水や肥料が多すぎたり少な過ぎたり)
強過ぎる場合:葉の色が濃く非常に大きい。枝がたくさん伸びていて葉が茂り過ぎている状態。
弱過ぎる場合:小葉で茎が細く、枝がほとんど伸びていない状態。お日様が何日もあたらない状態でも曲がってきます。
結構デリケートな作物です。
A.
きゅうりの果実は、根から吸収された水分と養分が果実へ届かないと曲がったり、お尻が膨らんだり (ひょうたんのような果実)、果実の中に穴(空洞)ができることがあります。
特に穴があくのは、水分が不足している場合に発生しやすく、土が乾き過ぎている時か土に水分はあるが根が少な過ぎたり 痛んだりして吸い上げられない場合にも起こります。(こういった場合は日中にキュウリの葉が萎れたりすることが多いです)
A.
限られた容積の土で根を張らせるため、良い土を使う(水持ちと水はけのバランスが良く堅すぎない土)ことが大切です。 例えば砂土は通気性がありますが水を蓄えることは難しいです。粘土土は水を蓄えますが通気性がありません。また乾くと カチカチに堅くなる土も根を傷めてしまいます。
腐葉土(葉の形がほとんどわからなくなった状態)のように握るとフワッとした柔らかさと湿り気を持っているような 土が良いでしょう。
★市販の園芸用培養土(野菜栽培用に肥料が入っているもの)
肥料(追肥)は、緩効性でゆっくり効いてくるものが良い。(急激に効くものは根を傷め易い)
例…マグファンプ(粒状)やハイポネックス(液体)300~500倍液等が良い。
夏の暑い時期は萎れないようまめな水管理(1日朝と夕方2回行う)が必要となってきます。
★弊社では、プランターや8号鉢栽培用の品種「ベランダきゅうり」がありますので是非お試し下さい。
(おいしいイボなしミニきゅうりが成ります)
A.
接木苗は、台木(根の部分)にカボチャを使い地上部にきゅうりを接木(くっつける)した苗のことです。(やや値段は高いです)
接木することでカボチャの強い根の力で養水分を吸い上げてより寿命を長くして沢山収穫できます。
またカボチャの根は土壌病害(つる割れ病等)に強く枯れにくいこともあげられます。これに対して普通の苗(自根苗)はきゅうり自身の根で育った苗です。
A.
きゅうりは、他のうり科作物のメロンやスイカ、カボチャと違い受粉しなくても果実が成る作物です。
但しミツバチ等によって受粉すると中にタネができますが、受粉しなくて育ったきゅうりにはタネはできません。
A.
きゅうりは1本の樹に雄花と雌花が混在している作物で、きゅうりの実になるのは雌花です。 雌花は花の後ろに果実になる部分(子房)がありますのですぐ見分けがつきます。
A.
病気…ウドンコ病、ベト病、カッパン病
害虫…アブラムシ、コナジラミ、ハモグリバエ、アザミウマ
※埼玉県病害虫防除所HPの病害虫写真集 きゅうりの病害虫に掲載されています
【 埼玉県病害虫防除所 】