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アドニス
ハウス栽培品種
【作型】促成、半促成、越冬(暖地促成)栽培
【播種期】9月~3月まき
主枝雌果率は、11月以降の播種では60~70%。9月播種で30~40%程度となる。各節1果成りが主体となる。
果実は22~23㎝で、果色は極濃緑、肩こけ少なく秀品率高い。
子枝・孫枝とも安定して発生し、最後まで草勢を維持しやすい。葉は濃緑で中葉、受光態勢の良い草姿となり、管理作業が行いやすい。
果実肥大良く、収穫全期間を通して安定多収となる。また低温下においても、順調に果実肥大するため収穫期の最低夜温は、実温で最低12〜13℃以上を確保すればよい。
ウドンコ病に強く、ベト病の発生も少なく、薬剤散布が軽減でき、栽培後半まで安定した栽培が行える。
台木は、ときわパワーZ2、ときわGT-Ⅱが最適。
果実肥大が早く、初期に十分な樹勢を確保するために、7節以下の雌花を除去する。
初期生育は極端な節間の詰まらせ過ぎや極端な小葉等生育を抑え過ぎないように育て、主枝開花始め頃より潅水、追肥を行う。
仕立て方は、子枝を1本伸ばす2本仕立てが良い。