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コレクトの栽培ポイント

コレクト

素直な樹作りを行い、追肥・潅水が遅れないよう積極的に行う

定植〜活着

  • ハウス抑制栽培では高温、強光線の条件下で生育が抑えられる。そのため遮光、通風又は肥料バランスに注意することが必要である。
  • 苗は健全なものを目標とし素直な活着をさせる。
    (ベッドの畦芯の水分が十分な状態で定植を行い、株元潅水、通路潅水を積極的に行う)

活着〜収穫期

  • 一番果着果節位は、地際から40㎝の位置を目安にし、側枝も同様に発生させる。(下位節の節が詰まっている場合は、その位置の雌花や枝は利用しない)
  • 活着後、高温条件下での栽培となるため、潅水は積極的に行い(場合によっては朝・昼・夕3回)、芯焼けや高温障害を回避する。こまめな潅水で伸びやかな生育をさせ、大きい葉を作ることを目標とする。
  • 側枝は基本的に1節止めとする。中段の枝で雌花が連続している枝は2節止めでも良い。
  • 孫枝処理については1節止めとし、収穫後の下節位2~3本の枝は元から摘除する。
  • 摘葉は積極的に行う。特に節間が詰まっている節位から行う。
  • 親、子の2本仕立てをする場合はベッド上40㎝の位置から出して、力枝は主枝より20~30㎝低めに摘芯する。
  • 収穫後半は、特に気温低下に注意して、保温を行い果実肥大を促す。また、追肥は収穫量に合わせて行う。