初期の低温を避けてスムーズな生育をさせるため、無理のない時期に定植を行う
東北・北海道(寒冷地) | 露地夏秋栽培(定植 6月中旬~) 長期雨よけ栽培(定植 5月中旬~) |
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関東以西 | 露地夏秋栽培(定植 5月下旬~) |
西南暖地 | 露地夏秋栽培(定植 4月下旬~) |
主枝中下段の着果負担が大きいと十分な樹作りができません。
主枝10節以下の着果は1~2本にとどめ、主枝中段(ベッド上120㎝)までの3連続着果は避けましょう。
キュウリは、多量の水分を必要とする作物です。
潅水設備がある場合は、キュウリの生長過程や収穫量に合わせて、土壌に十分な水分を与えて行きましょう。
潅水設備が無い場合は、無理のない着果量を維持し、良質な生長点を数多く確保して行きましょう。
盛夏期に本種を栽培する秘訣は、芯(生長点)を数多く確保・維持する事です。
一方、キュウリ果実の生長には、十分な光線が必要です。混み合った部位(特に下節位)の摘葉は的確に行い、良質な果実を数多く肥大させて多収穫につなげましょう。